JAL便を利用するときに迷いやすい、機内持ち込み手荷物、お酒・飲み物、モバイルバッテリー、電子タバコのルールをまとめます。特に「持参したアルコールを機内で飲んでよいのか」は、持ち込み可能かどうかとは別の問題です。国内線・国際線、機材、出発国によって条件が変わるため、予約前と搭乗前に確認してください。
先に確認したい結論
- JAL国内線の機内持ち込み手荷物は、身の回り品1個と手荷物1個で合計10kg以内
- 酒類はアルコール度数によって持ち込み・預け入れ条件が異なる
- 国際線は危険物規則に加え、100ml容器など液体物の保安検査ルールがある
- 持ち込める酒類でも、機内で自由に開封・飲酒できるとは限らないため客室乗務員に確認する
- モバイルバッテリーは預け入れ不可で、2026年4月24日から個数・充電ルールが変更された
JAL国内線の機内持ち込みサイズと重量
| 機材 | 3辺合計 | 外寸 | 重量 |
|---|---|---|---|
| 100席以上 | 115cm以内 | 55×40×25cm以内 | 身の回り品を含め合計10kg以内 |
| 100席未満 | 100cm以内 | 45×35×20cm以内 |
ハンドバッグやショルダーバッグなどの身の回り品とは別に、規定内の手荷物を1個持ち込めます。キャスター、ハンドル、ポケットも外寸に含まれます。小型機では収納スペースが限られるため、サイズ内でも状況によって預け入れを案内される場合があります。
お酒は持ち込める?度数別の扱い
| アルコール度数 | JALの案内 |
|---|---|
| 24%以下 | 危険物規則上の数量制限なし |
| 24%超~70%以下 | 1容器5L以下、1人合計5Lまで |
| 70%超 | 機内持ち込み・預け入れとも不可 |
瓶は破損しやすいため、JAL国内線の案内では機内に持ち込むことが推奨されています。ただし、国際線では保安検査を通過する液体物は原則として1容器100ml以下で、容量1L以下の透明な再封可能袋にまとめるルールがあります。保安検査後の免税店等で購入した酒類も、乗り継ぎ国・地域の規則によって再検査時に持ち込めない場合があります。
持ち込んだアルコールを機内で飲んでもよい?
「手荷物として運べる」ことと「機内で自分で開封して飲める」ことは同じではありません。JAL公式の危険物・手荷物案内では酒類を運べる条件は確認できますが、持参酒をすべての便で自由に飲めるという一律の許可は確認できません。安全運航や機内秩序のため、飲酒量や提供・開封について客室乗務員の指示が優先されます。
持参した酒類を飲みたい場合は、開封前に客室乗務員へ確認してください。酔いが強い場合や周囲への影響がある場合は、飲酒を断られることがあります。到着後に車を運転する予定がある人は飲酒しないでください。
飲み物・食品を持ち込むときの注意
国内線では飲み物や食品を持ち込めますが、保安検査で確認を求められる場合があります。こぼれやすい飲料、においの強い食品、熱い飲み物は周囲への配慮が必要です。国際線では液体・ジェル・ペースト状食品も液体物制限の対象になる場合があります。
モバイルバッテリーの新ルール
JALでは2026年4月24日以降、モバイルバッテリーについて次のルールを案内しています。
- 預け入れ手荷物には入れず、機内へ持ち込む
- 機内持ち込みは1人2個まで
- 160Wh以下に限る
- 機内電源からモバイルバッテリーを充電しない
- モバイルバッテリーからスマートフォン等へ機内で充電しない
端子が露出している場合は、個別の袋や保護ケースなどで短絡を防いでください。容量表示が読めない製品は確認に時間がかかる可能性があります。
電子タバコ・ライターの扱い
電子タバコは預け入れできず、機内持ち込みのみです。機内での使用・充電は禁止されています。小型の喫煙用ライターまたは安全マッチは条件を満たすものを1人1個まで携行できますが、種類によっては持ち込めません。渡航先の法令で電子タバコの所持自体が禁止されている場合もあります。
コードシェア便は運航会社のルールを確認
便名がJALでも、他社が運航するコードシェア便では運航会社の規則が適用される場合があります。予約確認画面で「運航会社」を確認し、手荷物・飲食物・電子機器の条件を運航会社の公式サイトでも確認してください。
搭乗前チェックリスト
- 利用便がJAL運航かコードシェア便か確認する
- 機材の座席数に合う手荷物サイズを確認する
- 酒類は度数・容器容量・合計量を確認する
- 国際線は液体物制限と乗り継ぎ空港の規則を確認する
- モバイルバッテリーを預け荷物から取り出す
- 持参酒を飲む場合は開封前に客室乗務員へ確認する
よくある質問
缶ビールをJAL国内線へ持ち込めますか?
危険物規則上、アルコール度数24%以下の酒類には数量制限がありません。ただし手荷物全体の個数・重量制限を守り、機内で飲む場合は開封前に客室乗務員へ確認してください。
日本酒やワインを国際線へ持ち込めますか?
危険物規則に加え、保安検査の液体物制限が適用されます。保安検査前から持ち込む液体は原則100ml以下の容器が必要です。免税店購入品も乗り継ぎ条件を確認してください。
モバイルバッテリーをスーツケースに入れて預けられますか?
預け入れできません。必ず機内持ち込み手荷物に入れ、短絡防止を行ってください。
JAL便名なら必ずJALのルールですか?
コードシェア便では運航会社の規則が適用される場合があります。予約画面の運航会社名を確認してください。
まとめ
JALで酒類を運ぶ場合は、度数と数量に加えて、国内線・国際線の違いを確認することが重要です。持ち込み可能な酒類でも機内で自由に飲めるとは限らないため、開封前に客室乗務員へ確認しましょう。手荷物や電池の規則は変更されることがあるため、出発前に公式ページを再確認してください。
航空会社別の機内持ち込みルールを比較
利用する航空会社によって、機内持ち込みの重量・個数やモバイルバッテリーの扱いが異なります。乗り継ぎや往復で航空会社が変わる場合は、ANA、Peach、スカイマークのルールも確認してください。
規定確認日:2026年10月5日。規定は変更される場合があるため、搭乗前にJAL公式の最新情報をご確認ください。
公式確認先
最終確認:2026年9月23日。規則は路線・機材・渡航先・運航会社により異なる場合があります。

