ANAに乗るとき、「コンビニや空港で買ったお酒は機内に持ち込める?」「モバイルバッテリーは預けてもいい?」「国内線と国際線で液体ルールは違う?」と迷うことがあります。
この記事では、ANA公式情報をもとに、2026年9月時点の機内持ち込みルールを、国内線・国際線に分けてわかりやすく整理します。実際の搭乗時は空港・運航会社・乗継国によって追加制限がかかる場合があるため、最終的にはANA公式案内と空港係員の指示を優先してください。
ANAの機内持ち込みルール早見表
| 項目 | 主なルール |
|---|---|
| 機内持ち込み手荷物 | 手荷物1個+身の回り品1個、合計10kgまで |
| 身の回り品 | 2026年7月1日搭乗分から40×30×20cm以内 |
| 酒類24%以下 | 危険物規定上の数量制限なし |
| 酒類24%超~70%以下 | 1人5Lまで。小売販売容器に収納 |
| 酒類70%超 | 機内持ち込み・預け入れ不可 |
| 国際線の液体 | 原則100ml以下の容器を1L以下の透明袋へ |
| モバイルバッテリー | 160Wh以下、1人2個まで。預け入れ不可 |
| 電子タバコ | 条件を満たせば機内持ち込み可。機内使用不可 |
ANA国内線の手荷物は何個まで?
ANAグループ運航便では、機内に持ち込めるのは「機内持ち込み手荷物」1個と「身の回り品」1個の合計2個、重量は合計10kgまでです。
また、2026年7月1日搭乗分から、ハンドバッグやショルダーバッグなどの身の回り品は40cm×30cm×20cm以内と明確化されています。前の座席下に収納できるサイズが基準です。
機材によって収納スペースが異なるため、規定内でも状況によって預け入れを案内される場合があります。
お酒は機内に持ち込める?
ANAでは、アルコール度数によって取り扱いが異なります。
- 24%以下:危険物規定上の数量制限なし
- 24%超~70%以下:1人あたり5Lまで
- 70%超:機内持ち込み・預け入れとも不可
24%超~70%以下の酒類は、小売販売されている容器に入っていることが条件です。瓶入りのお酒は破損しやすいため、ANA国内線では機内持ち込みが案内されています。
持ち込んだお酒を機内で飲んでもいい?
ANA公式の手荷物ページでは「持ち込める酒類の条件」は明確に案内されていますが、乗客が持参した酒類を自由に開封して飲酒できるとする明確な案内は、今回確認した公式ページでは見つけられませんでした。
そのため、持ち込み可能=機内で自由に飲酒してよい、とは考えない方が安全です。飲酒する場合は、客室乗務員の案内や機内の指示に従ってください。酩酊状態や安全運航に支障がある場合は、飲酒を制限される可能性があります。
国際線では液体物のルールに注意
国際線では、酒類そのものが危険物規定上持ち込める場合でも、液体物の保安検査ルールが別に適用されます。
原則として、液体・ジェル・エアゾール類は1容器100ml以下にし、それらを容量1L以下の透明で再封可能な袋に入れる必要があります。100mlを超える容器に100ml以下の液体が入っている場合でも持ち込みできません。
空港の免税店で購入した酒類は条件付きで持ち込みできることがありますが、乗り継ぎ空港によっては再検査時に制限される場合があります。特に国際線の乗り継ぎがある旅程では、購入前に乗継地のルールも確認しましょう。
モバイルバッテリーは2026年4月からルール変更
ANAでは2026年4月24日搭乗分からモバイルバッテリーの取り扱いが変更されています。
- 預け入れ手荷物には入れられない
- 160Wh以下のものだけ機内持ち込み可能
- 1人2個まで
- 端子をテープ等で保護するなど短絡防止が必要
- 機内の電源からモバイルバッテリーへの充電は禁止
- モバイルバッテリーから電子機器への充電は控えるよう案内
Wh表示が確認できない製品は持ち込みできない場合があります。古いバッテリーや表示が消えている製品は、搭乗前に確認しておくと安心です。
電子タバコ・加熱式タバコは?
電子タバコや加熱式タバコは、一定の電池条件を満たす場合に限り機内持ち込みできますが、預け入れには注意が必要です。またANAは、他のお客様の快適性を損ねるおそれがあるため、機内での使用を断っています。
予備バッテリーも短絡防止を行い、端子が金属に触れないよう個別に保護してください。
ライターは持ち込める?
喫煙用ライターは原則として1人1個まで持ち込み可能なものがあります。ただし、ターボライター、ジェットライター、ブルーフレームライターなど、種類によっては機内持ち込みも預け入れもできません。
海外空港では各国の法令や保安ルールが優先されることがあります。
コードシェア便は運航会社のルールを確認
ANA便名で予約していても、実際の運航会社が別の航空会社であるコードシェア便では、運航会社側の手荷物ルールが適用される場合があります。
予約詳細に「運航:○○航空」と表示されている場合は、ANAだけでなく実際に運航する航空会社の規定も確認してください。
搭乗前チェックリスト
- 手荷物と身の回り品を合わせて10kg以内か
- 身の回り品が40×30×20cm以内か
- 酒類のアルコール度数が70%以下か
- 国際線の液体は100ml以下の容器か
- モバイルバッテリーは160Wh以下・2個以内か
- モバイルバッテリーを預け荷物に入れていないか
- コードシェア便なら運航会社の規定も確認したか
よくある質問
ANA国内線でペットボトル飲料は持ち込めますか?
国内線では一般的な飲料は持ち込み可能ですが、保安検査で確認を受ける場合があります。国際線は液体物制限があるため別ルールです。
ビールやワインは5L制限の対象ですか?
アルコール度数24%以下は、危険物規定上は数量制限がありません。ただし国際線では液体物制限や税関・免税範囲が別に適用されます。
ウイスキーや焼酎は持ち込めますか?
24%を超え70%以下であれば1人5Lまで、小売販売容器に入っていることを条件に、機内持ち込み・預け入れが可能です。国際線では液体物制限にも注意してください。
70%を超える酒類は預ければ大丈夫ですか?
いいえ。70%を超えるアルコール飲料は、機内持ち込みも預け入れもできません。
JALとの違いも確認
航空会社によって案内表現や細かな運用が異なるため、JALを利用する場合はJALの機内持ち込みルールも確認してください。
公式情報
- ANA 国内線 機内持ち込み手荷物のサイズとルール
- ANA 国内線 条件付きで持ち込み・預け入れできるもの
- ANA 国際線 条件付きで持ち込み・預け入れできるもの
- ANA 国際線 液体の機内持ち込み
- ANA モバイルバッテリーの取り扱い変更
確認日:2026年9月23日。航空保安・危険物・各国の持ち込み規制は変更される場合があります。搭乗前にANA公式の最新情報をご確認ください。

